途中

太陽が指針となって始まりを知らせている東京はその日の始まり、人が起き出し、時計の針を数え出す姿を空に描いていた。 一日の始まりは、その日における幸せを掴み始めるには持ってこい。人はコーヒーカップを探し、文字通りそこにいれるべき飲み物を注ぎ、…

BL 途中

ようやく目の前の青葉闇の明るさが時計の針のごとく中心を捉え、やがて一日の夏の始まりを知らせる鐘が、空気からじんわりと体温へ伝わり、貼り巡られた縄へ暖を灯す。心の感傷と腕の跡に神経を実感させられ、そこだけ淋しく夜の冷たさをまとっていたが、し…

なぐりがき2

数々の木とビルが連なる東京の郊外、そこのハズレの方、東京のビル街という都市部と対照的な例を持ち出すには丁度いいぐらい、田舎っぽさを象徴する草木の香りを漂わした場所に三本の木々が目に入る。 三本共に寄せて暮らしておるような感想を抱くのだが、し…

なぐりがき

<まず最初に>私は小説を読んだことも、書いたこともありませんが、気の向くままに文章を殴り書きしました。殴り書き故、読みやすいように改行したり、また推敲やらはしていません。そんな拙い文章ですが、ぜひ読んでいただければ、アドバイスいただければ…